(Skyrim)LOD作成チュートリアル





地形のLOD作成の仕方を紹介します。自動でLODを作成してくれるOscapeというソフトがあるのでこれを使いましょう。
Oscapeはここからダウンロードして下さい。

ダウンロードリンク:Oscape

早速自分で作成したマップのLODを作成したいところですが、Oscapeを使う前にCKでいくつかやらないといけないことがあります。

CKで自分のマップのespファイルを開いたら上のメニューからWorld→Worldspaceと進んで自分のWorldのプロパティを開きます。
Default Land HeightとDefault Water Heightが設定してあるはずです。Default Water Heightの値を覚えておきましょう。あとでOscape内で入力する必要があるからです。




次に、World→Regionsと進んでいき、Region Editorを開きます。
 
※Region Editor・・・天候やBGMなどを範囲指定して設定するものです。BGM等も設定できます。

今やることは環境の設定ではなく、自分のWorldを正方形にすることです。
左上のタブから自分のWorldを選択してみてください。何も設定していない状態だと、黒い背景に白いマス目がいくつかある状態だと思います。
白いマス目が自分のWorldの形です。この形は一度表示したり編集したことのあるセルです。

なぜ決められた大きさの正方形にするかというと、Oscapeで作った地形のLODとCKで作ったオブジェクトのLODを同時に表示させるためです。
正方形にしないまま遠景を作ると片方しか表示されません。

個人的には辺のマスの数を16、32、64にするのをおすすめします。小さめのマップだったら16、やや大きめなら32にするのがいいと思います。
とりあえず自分のWorld用の新しいRegionを作りましょう。左上のプルダウンメニューから自分のWorldScapeを選択して、左のリストを右クリックしてNew Regionを選択します。Region〇〇というものが追加されるはずです。追加されたRegionには*がついています。


Region Nameを変えるとRegionの名前を変更できます。Map ColorはRegion Editor上での色を変えられます。
わかりやすいように好みの色を設定しましょう。
Border Regionのチェックを入れるとこのRegionから外には出られなくなります。見えない壁です。
 
今作ったRegionは正方形を作るためだけのRegionなので何も設定する必要はありません。ただし何も設定しないとMap Colorの色が反映されないので、WeatherタブのEnable this type of dataにチェックを入れて外したりすると色がつくようになります。
さて、Regionを作ったところでこれを自分のマップに座標を打って範囲を指定しましょう。右下のマス目の画面から指定します。


 さっき作ったRegionを選択してからマス目にカーソルを合わせていくと十字のカーソルに変わります。これをずらして左下のCellの座標が(-32,32)の所を左クリックします。
そうすると赤いバツ印がつきましたね。これをあと3回やって正方形の頂点を作ります。
マウスのホイールを押しっぱなしにしながらマウスを動かすとマップを動かせます。
失敗した時は右クリックのClear Last Pointです。

打ちこむ必要がある残りの3つの点の座標は次の通りです。


 Cell:(-32,-32) 、 Cell:(32,-32) 、 Cell:(32,32)

最後に最初に打ったCell:(-32,32)をもう一度左クリックすると、赤い正方形が出来るはずです。その後正方形の内側で右クリックし、Doneを選択すると、下の画像のような形になるはずです。


座標は正確に設定しましょう。一つでもずれてるとアウトです。これでCKでする作業はおしまいです。忘れずに保存しておきましょう。


これで地形のLODを作成する準備が出来ました。ようやくOscapeの出番です。Oscapeのフォルダの中にOscapex64.exeがあるはずなのでこれを起動します。








これが起動画面です。左上のGameからSkyrimを選択します。
次にSkyrim.esmと自分が作りたいマップのespファイルにのみチェックを入れてください。沢山espファイルがあってチェック外すのが面倒な時は赤いバツをクリックすると全部のチェックが外れます。
espにチェックを入れたら下のFillをクリックします。そうするとその左のWorldリストに自分の作ったマップの名前があるはずです。それを選択しておきます。
次にその下のOutputsのところにあるfeature-map、surface-mapの箱にチェックを入れます。
その後espファイルから解凍したマップのデータを保存する場所を選択します。デスクトップに自分のWorld名のフォルダを作ってそこを指定するのがいいと思います。

以上のことが全て完了したらExtractをクリックします。


※もし[There is no data about this worldspace in the active plugin-list.]というエラーが出たらOscapeを再起動してもう一回やり直してください。多分成功すると思います。








Extractが終了するとこの画面が出ます。この画面で設定することは一つです。Sealevelが0になっています。CKで確認しておいたDefault Water Heightをここで入力します。そうすると上の格子状の画面に青い部分が出来るはずです。これが海のLODになります。入力したらAcceptをクリックします。








次の画面が出てきます。ここで設定する項目は結構ありますが、これが最後の設定画面なので頑張りましょう。
Algorithm:からTermination at error:までのところは画像のように設定してください。変にいじってない限りは変更する必要がないはずです。
Target of max.resolutionは遠景のメッシュの品質だと思われます。 上から3番目の650000くらいで十分です。品質を上げすぎるとエラーが出やすいです。
その下にMeshes、Normals、Colorsの3つの設定ボックスがあるはずです。


上の画像と同じようにしてください。もしもっと高解像度の遠景テクスチャを作りたかったら2Kとか4Kとかのチェックを入れてください。
ですが基本的には1Kで十分です。4Kサイズにしてもほとんど違いがない上にファイルサイズがかなり大きくなるのでおすすめしません。
遠景のテクスチャののっぺり感を改善したい場合はノイズテクスチャ(noise.dds)を高解像度のものにするのが一番コスパがいいです。

設定が全て完了したらGenerateをクリックします。遠景の生成が始まります。5分から10分くらいはかかりますので休憩して待ちましょう。

※もし[The current tile contains too much triangles.]っていうerrorが出たらTarget of max.resolutionの値を小さくしてください。これは遠景の品質を上げすぎたために出るエラーです。
650000で駄目だったらその下の320000を試してみてください。
この時デスクトップ(最初の画面で設定した所)にあるフォルダにエラーが出るまでに出来たゴミファイルが消えずに残ってしまうので、これを削除したほうがいいと思います。
フォルダを開くと「LOD-」から始まるフォルダがいくつかあると思いますのでこれを削除しましょう。
4つあるfmap、land、raw、waterと書いているものはLODの生成にに必要なものですので消さないでください。


生成が終わるとインストール画面になります。
LOD SettingsのGenerateにチェックを入れてください。下のLevel0からLevel3までのところも全てチェックを入れてください。
Texture-resolutionのところなどは一番上にあるやつを全部選択してください。
設定が全て終了したらInstallをクリックします。すぐにインストールは終わります。
これで生成した地形LODファイルは無事Skyrimフォルダに入りました。
Oscapeはもう閉じて大丈夫です。





起動して自分のマップを確認してみてください。
このとおりやっていればうまく出来ると思います。
 というわけでテストとして作ったオーストラリア大陸はこんなかんじです。すごく広いですね。
うまく出来ましたでしょうか。
もしうまくいかなかったり、私が書いていないエラーなどが出て失敗したなんてことがあったらコメントの方でお知らせください。
出来る限り質問に応えたいと思います。




ちなみにインストールしたLODファイルがどこにあるかというと
テクスチャは Skyrim/Data/Textures/Terrain
メッシュは Skyrim/Data/Meshes/Terrain
にあります。

LODsetthingsフォルダ内にある、ワールド名+lodというファイルは遠景の設定ファイル的なもので、作った遠景のリソースを誰かに配るときにはこれも一緒に入れてあげないといけません。
これがないと遠景が表示されません。ですので地形LODのファイルは上のテクスチャ+メッシュ+LODsettingsをセットにして考えるといいと思います。



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